田舎で車なしはきつい?雪が降る地域でも生活できるコツとは

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田舎で生活するとなると、移動手段のために車が必要になってきますよね。

田舎で車なしの生活は、多少の制限があり不便さを感じることもあります。雪が降る地域となれば「冬の間はどうしているの?」と思うかもしれません。

今回は、田舎暮らしでは、車がなくても生活できるのか条件や要点などをまとめてみました。

記事の信頼性

  • 著者は10年以上田舎で車なしの生活を送っている
  • 実際に田舎で車なしで仕事をしている
  • 祖母も自動車免許を取得していない
目次

私が住んでいる地域とは

まず、私がどのような地域に住んでいるのか紹介したいと思います。

田んぼがメインの自然豊かな地域

田んぼや畑が広がっている集落で、約140世帯が暮らしています。

  • 海と山がある
  • 山を除く大部分は田んぼ
  • 温泉もある
  • イノシシは見かけるが熊はいない
  • 夏になると蛍がいる

ハクビシン、タヌキ、イノシシが多いね。

観光スポットと呼べる場所もないので、唯一の憩いの場は「公民館」と「神社」でしょうか。

当たり前ですが「住み心地ランキング」の上位になったことはなく、集落の過疎化も進んでいます。

住んでいる環境

合併により政令指定都市に指定されましたが、スーパーや郵便局はなく、一戸建てのみが立ち並んでいる集落です。

  • 最寄り駅まで:距離2.8㎞(徒歩30分)
  • 小学校まで:距離1.6㎞(徒歩20分)
  • 中学校まで:距離5.7㎞(徒歩60分)
  • 最寄りのコンビニまで:距離1.2㎞(徒歩17分)

といった環境です。

降雪量は多くはありませんが、冬は偏西風が強く、12月ともなればスタッドレスタイヤは必須。中学校はバス通学と車がなければ生活できない集落に住んでいます。

自然豊かな地域だよ!

住み続けている理由は、生まれも育ちもここだからです。

田舎に憧れがあって移住してきたわけではありません。生まれたときから田舎者なのです。

先祖は「平家の落人」と言われていて、本家は27代目だったかな。歴史のある集落なのです。

田舎でも自動車の保有率は減ってきている

私が住んでいる「県の交通情勢」をみても、自動車、原動機付自転車の保有率は減少傾向です。

車を持たない理由
  • 人口が減ってきている
  • コストがかかる
  • 運転免許の返納

隣のおばあちゃんも自動車免許ないね…

隣の地域は、移住モデル地区となっていますが、高齢化率も36%と少子高齢化が進んでいると実感しています。

上記の理由から、自動車の保有率は減っているようです。

田舎で車がなくても生活できるの?

ここでは田舎で車なしでも生活できるのかについて、くわしく解説していきます。

車がなくても生活はできる

結論から言えば、車はなくても生活できます。

仕事と日常生活の買い物さえできれば、生活は可能です。

実際に私の祖母や近所の人も、普通自動車運転免許を取得していません。

私は自動車免許は取得済みですが車は持っていません!

徒歩だけで生活するのは厳しいため、電車、バス、タクシー、自転車といった乗り物を活用すると生活できます。

私の場合、最寄り駅までは半径約2.8㎞。徒歩の場合は30分かかりますが、自転車であれば10分程度です。

半径3km以内に用事を足す場所(市役所、クリニック、美容室、スーパー)があれば、生活はできるでしょう。

急な用事やイベント時は車がないと厳しい

車がないと不便な点もあります。

それは急用やイベントが入ったときです。

急な用事やイベント
  • 自宅から遠い所の通院
  • 子どもの送り迎え
  • ペットの動物病院受診
  • お通夜や葬儀
  • 結婚式
  • お見舞い
  • お歳暮やお中元配り
  • 年始のあいさつ回り
  • お盆のお墓参り

あげればキリがないのですが、用事やイベントがあると不便を感じます。

最近、かかりつけの病院から紹介状をもらい、手術することになったのですが、転院先は車がないと無理な場所。若ければ通える範囲ではありますが…さすがに年齢的に「遠い」と思う距離です。

高校生の妹は自転車→電車→徒歩で、お見舞いに来てくれたな…

家族に仕事を休んでもらい通院していました。

申し訳ないと思ってしまう

初対面で自宅に迎えに来てもらうのは、さすがに抵抗があるので、最寄り駅などで待ち合わせをしていました。

子どもの送り迎えは、車がないと100%無理。ここは車を持っている人に託すしかありません。

お盆のお墓参りに関しても、車がないと厳しいでしょうね。

場合によっては迎えに来てもらうことも

車がないことを理解してくれている人であれば、自宅まで迎えに来てくれることもあります。

迎えに来てくれるパターン
  • デート
  • 旅行
  • 趣味

デートに関しては、付き合いが長ければ相手に迎えに来てもらえればOK。

初対面の場合は、さすがに自宅に迎えに来てもらうのは抵抗があるので、最寄り駅などで待ち合わせしていました。

旅行の場合も数人で行くことが多いので、迎えに来てもらえばOK。ここは甘えましょう。

祖母は多趣味で、出かけることが多いのですが、友人から迎えに来てもらっていました。

車がなくても恥ずかしがらずに「迎えに来て」とお願いすればいいのです。

嫌な顔をされたり断られたりしたら「どうしよう」と思うかもしれません。車がないのでお願いするしかないのです。

それか運転手を雇うとか…

ここは人に「人に頼る知恵」をつけるしかありません。

田舎で車がなくても仕事はできるの?

ここでは田舎で車なしでも仕事はできるのかについて、まとめてみました。

【通勤の場合】車がなくても仕事はできる

地方都市であれば、車通勤不可の会社もありますし、車がなくても就職先はあります。

私も自転車で最寄り駅まで行き、電車で片道1時間かけて通勤していました。

ただ田舎になるほど、通勤や業務中に車を使う機会が増えます。
求人資格条件として「普通自動車運転免許必須」の求人票が多くなるため注意してください。自宅から近い職場を探そうとするほど、内定も難しくなるでしょう。

高校生も自転車と電車で通学していますし、住んでいる集落は田舎とはいえ、恵まれているのかもしれません。

通勤できるのは体力的に40代までが限界かも

とはいえ自転車や電車通勤ができるのは、40代までかなと思います。

やはり通勤の過酷さや体力の衰えで、限界を感じるんですよね。

1時間も立っているのはキツイな~

休日に自転車に乗るくらいであれば、リフレッシュになるかもしれません。

毎日となると車なしの通勤は、さすがにキツイと感じるようになってきます。

一番近い路線は、暴風柵もないので風がつよければ電車は運休。通勤していた頃は、天気予報をいつも気にしていました。

電車通勤をしていて感じたのは電車の遅延の多さです。路線が1本しかないので、各駅で「すれ違いの電車」を待ちます。

これで遅延が発生するのですが、乗り継ぎのバスに乗り遅れたことも。

終点駅まで定刻通りに到着しないことも多く、この点は不便でした。

在宅でできる仕事を探す方法もあり

田舎で車がない場合は、在宅での仕事も視野に入れましょう。

私も2017年から電車通勤を辞めて、在宅での仕事に切り替えました

在宅での仕事は、通信手段や作業環境を整えることが必要条件になりますが……。

田舎の魅力は、自然のパワーによりリラックスできるところです。

在宅ワークを視野に入れている人は、集中する時間と休憩をうまくコントロールしましょう。

田舎で車なしで生活する条件とは

田舎で車なしで生活できる条件とは何があるのでしょうか。

田舎で車なしで生活する条件
  • 半径3㎞以内に公共交通機関がある
  • 自転車に乗れる
  • 体力に自信がある
  • 同居する家族や親族がいる
  • 地理を理解している
  • 車がなくても平気と思うメンタル

半径3㎞以内に公共交通機関がある

まず自宅近くに最寄り駅、バスの停留所、タクシーがあることが絶対条件。

田舎は施設やサービスが都市部に比べて点在しているため、公共交通機関が唯一の移動手段です。

利用するためには、自宅から半径3㎞以内が限界だと思います。

田舎は、行きたい場所や通える場所が一カ所に集中していないので、半径3㎞以内に自分が必要としている施設があるかどうかも重要です。

自転車に乗れる

天気が良ければ自転車での移動もできるため、自転車も必須アイテムです。

「日本トイザらス」の調査によると、日本における20歳以上のうち、1%は自転車の乗り方を知らないそうです。

つまり100人に1人は自転車に乗れないということ。

自転車に乗れない理由
  • 過去に自転車を利用する機会がなかった
  • 子供時代に自転車を購入してもらえなかった
  • 子供の頃に自転車に乗るのが難しく感じ辞めてしまった
  • 自転車の練習が恥ずかしい

田舎で生活するためには、自転車は必須アイテムですので、ぜひ乗れるようにしましょう。

参考元:日本トイザらス株式会社のプレスリリース

おすすめは「電動自転車」です。私はパナソニックの「ビビ」に乗っています。

自転車は2ロックで防犯対策をしようね!

体力に自信がある

田舎で生活するためには「体力」も大切です。

田舎では公共交通機関が都市部に比べて限られています。

車がない場合は、自転車や徒歩での移動が必須。特に自転車や徒歩の場合、一定の体力が必要です。

庭の手入れ、畑仕事など、身体的に体力を使う作業が都市部よりも多くなりがちです。

基本的にスーパーや商店などは、歩いていけません。多くの物を買う場合は、自転車の荷台に積むことになるので体力が必要です。

車なしの生活は、とにかく移動に時間を要するので、体力に自信がなければ厳しいかもしれません。

地理を理解している

自転車で移動するときは、「裏道」を知っていると便利です。

地元の人だけが知っているであろう道、自転車と徒歩でしか通れない道もあります。

田舎の裏道は信号がないので、時短のためにも知っておくと便利です。

田舎で生活するためには、街道はもちろん、裏道を攻略してなんぼです。

車がなくても平気と思うメンタル

公共交通機関を利用するため体力に自信があることはもちろん、車のない不便さに打ち勝つメンタルが必須です。

メンタルを強化するためには

  • 時間管理や代替ルートの検討を行う
  • 徒歩や自転車での移動を健康のためと捉える
  • 友人や近隣住民との相乗りを検討する
  • 忍耐力をつけて、ストレスをコントロールする

公共交通機関の場合は、待ち時間が長くなったり、移動に時間がかかったりする場合もあります。忍耐力を持って、ストレスをコントロールすることが大切です。

また天候の悪化に備えて、送り迎えをしてくれる家族や友人も大切です。

買い物や用事を効率的に済ませるためのリスト作りやルートの計画は必須でしょう。

知らない土地で、いきなり車なしの生活はメンタルがもちません

地域のコミュニティーは、車がなくても参加できますが、それだけでは住んでいる場所に愛着がわかないというデメリットもあります。

田舎で車なしの生活は、行動範囲も狭くなり、地理や方言が分からずに、悩む場合もあります。田舎になじむためには外出が大切ですので、仕事と自宅の往復だけの人はおすすめしません。

山に囲まれた場所や、一人暮らしは厳しいですが、同居する家族や親族がいると、車なしの生活も可能です。

田舎で車なしの生活はきついの?

現役で車なしの生活を送っている私ですが、ここからは「キツイ」なと思う部分を解説していきます。

行動に制限がかかる

行動に制限がかかるため、好きな場所に遊びにいけない、仕事を自由にえらべないといった部分で、きついなと感じます。

「外で働きたい!」と思ったときに、最寄り駅やバスの停留所がない職場もあります。

「どうやって通うんですか?」となるわけです。
毎日、タクシー通勤というわけにもいきませんからね……。

田舎であってもネットスーパーや通販を活用できますが、やはり「お店に行って好きなものをえらびたい!」というときもありますよね。

車の良さもあるしね!

自由に行動できないときに「きついな~」と感じるよ

天候によってはキツイと感じる

田舎の車なし生活は天候にも左右されます。

半径3㎞以内であれば自転車で移動できますが、雨や雪の日は厳しいでしょう。

意外かもしれませんが、夏の猛暑もきついと思うようになりました。

たとえば「自転車で通える範囲内の美容院に行きたい」ときもありますよね。

車がなければ、天気が気になり予約を入れづらいというデメリットも。

事情を知っている友人やパートナー、家族に送り迎えを頼むことはできます。

相手の時間を奪ってしまうので、申し訳ないと思うこともありますが…

車の利便性を知っている人は無理

車の良さを知っている人は、不自由さに息がつまるかもしれません。

たしかに車なしの生活は、維持費がかからないので、お金が貯まるといったメリットもあります。

車は便利だなと思うとき

  • 重い物や大量の荷物があるとき
  • 急に用事を足さなければいけないとき
  • 天候に左右されたくないとき
  • 移動するために私的な空間がほしいとき
  • 自由に買い物に行きたいとき

車は、いつでもどこでも移動できるアイテム。

車の生活に慣れてしまうと、自由度が制限されていると感じられるかもしれません。

田舎での移動手段は決まっている

移動手段は公共交通機関だけですので、通える範囲も決まってきます。

バス

田舎は田んぼの真ん中にお店があったり、バスの停留所もない場所にお店があったりと車がなければ厳しい部分もあります。

バスに至っては、1日の運行本数が少ないため時刻表は必須です。

最終は、なんと18時台。都会と違い、バスも乗り遅れると数時間待ちは当たり前。通勤時間帯は、とにかく時間を気にするようになりました。

電車

自転車で10分程度の距離に最寄り駅はありますが、中心市街地に行くまでに約1時間かかり、電車の運行本数は1時間に1本です。

職場が中心市街地にある場合は、通勤できついなと感じるかもしれません。

田舎の電車はドアを手動で開閉する

冬になると、車内に寒気が入り込むのを防ぐため、ドアを手動でスライドさせて開閉します。
この手動式のドア。なかなか重いので、開閉が重労働です。

近年では、ボタンで開閉する電車も増えましたが、冬の田舎はドアが自動で開かないので気をつけてくださいね。

タクシー

移動手段がないときはタクシーを利用します。

田舎では「ハイヤー」とも呼びますよ!

タクシーは駅か営業所に待機していますが、都会と違い流し営業はないため、利用時に電話をかける必要があります。

行きも帰りも電話でタクシーを呼びます。

用事を足したときは、お店の人に「タクシーを呼んでください」とお願いすると、タクシー会社に連絡してくれます。

お店には電話代として10円を支払っています!

まとめ:田舎で車なしで生活するためには

田舎で車なしで生活するためには、家族や友人、パートナーといった協力が必要です。

天気が良い日は、自転車での移動も可能ですが、いつも晴れているわけではないので公共交通機関が近くにあることも大切でしょう。

日用品の買い物は、ネットスーパーを活用できますし、仕事も環境が整ってさえいれば、在宅でも可能です。

好きな所に自由にいけない、天候に左右されるといった点で、多少の不便さはあります。出かけたいときほど天気予報も気になるでしょう。

ですがバス、タクシー、電車をうまく乗り継いでいくと遠い場所への移動もできます。

田んぼの真ん中に行きたいお店がある場合のみ、周囲に協力してもらうようにしてくださいね。

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