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田舎で車なしはきつい?雪が降る地域でも生活できるコツとは

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田舎で生活するとなると、移動手段のために車が必要になってきますよね。

田舎で車がない生活は、多少の制限があり不便さを感じることもあります。雪が降る地域となれば「冬の間はどうしているの?」と思うかもしれません。

田舎で車のない生活ってできるの?

私は田舎で10年以上も車なしの生活を送っているよ!

今回は、田舎暮らしに憧れている人に向けて、車がなくても生活できる条件や要点などをまとめてみました。

私が住んでいる地域とは

田んぼや畑が広がっている集落で、約140世帯が暮らしています。

合併により政令指定都市に指定されましたが、スーパーや郵便局はなく、一戸建てのみが立ち並んでいる集落です。

観光スポットと呼べる場所もないので、唯一の憩いの場は「村の神社」でしょうか。

参考までに……。
●最寄り駅まで:距離2.8㎞(徒歩30分)
●小学校まで:距離1.6㎞(徒歩20分)
●中学校まで:距離5.7㎞(徒歩60分)
●最寄りのコンビニエンスストアまで:距離1.2㎞(徒歩17分)
といった環境です。

降雪量は多くはありませんが、冬は偏西風が強く、12月ともなればスタッドレスタイヤは必須。中学校はバス通学と車がなければ生活できない集落に住んでいます。

隣の地域は、移住モデル地区となっていますが、高齢化率も36%と少子高齢化が進んでいると実感しています。

私が住んでいる「県の交通情勢」をみても、自動車、原動機付自転車の保有率は減少傾向です。

車をもたない理由も
●人口が減ってきている
●コストがかかる
●運転免許の返納
などがあげられます。

田舎で車がなくても生活できるの?

結論…田舎で車がなくても生活はできます。

仕事と日常生活の買い物さえできれば、生活は可能です。

私の祖母や近所の人も、普通自動車運転免許を取得していません。

徒歩だけで生活するのは厳しいため、電車、バス、タクシー、自転車といった乗り物を活用すると実現できます。

私の場合、最寄り駅までは半径約2.8キロ。

徒歩で30分かかりますが、自転車だと10分程度で到着します。

半径3キロ以内に用事を足す場所(市役所、クリニック、美容室、スーパー)があれば、生活はできるでしょう。

田舎で車がなくても仕事はできるの?

地方都市であれば、車通勤不可の会社もありますし、車がなくても就職先はあります。

私も自転車で最寄り駅まで行き、電車で片道1時間かけて通勤していました。

ただ田舎になるほど、通勤や業務中に車を使う機会が増えます。
求人資格条件として「普通自動車運転免許必須」の求人票が多くなるため注意してください。自宅から近い職場を探そうとするほど、内定も難しくなるでしょう。

高校生も自転車と電車で通学していますし、住んでいる集落は田舎とはいえ、恵まれているのかもしれません。

とはいえ自転車や電車通勤ができるのは、20~40代までかなと思います。

やはり通勤の過酷さや体力の衰えで、限界を感じるんですよね。

田舎で車がない場合は、在宅での仕事も視野に入れましょう。

私も2017年から電車通勤を辞め、在宅での仕事に切り替えました

在宅での仕事は、通信手段や作業環境を整えることが必要条件になりますが……。

田舎の魅力は、自然のパワーによりリラックスできるところです。

在宅ワークを視野に入れている人は、集中する時間と休憩をうまくコントロールしましょう。

田舎で車なしで生活できる条件とは

公共交通機関を利用するため体力に自信があることはもちろん、車のない不便さに打ち勝つメンタルが必須です。

・半径3キロ以内に公共交通機関がある
・自転車に乗れる
・体力に自信がある
・同居する家族や親族がいる
・地理を理解している
・車がなくても平気と思うメンタル

まず自宅近くに最寄り駅や、バスの停留所、タクシーがあることが絶対条件。さらに天気が良ければ自転車での移動もできるため、自転車も必須アイテムです。

また天候の悪化に備えて、送り迎えをしてくれる家族や友人も大切です。

車なしの生活は、とにかく移動に時間を要するので、体力に自信がなければ厳しいでしょう。

他に注意することはあるの?

知らない土地で、いきなり車なしの生活はメンタルがもちません

地域のコミュニティーは、車がなくても参加できますが、それだけでは住んでいる場所に愛着がわかないというデメリットもあります。

田舎で車なしの生活は、行動範囲も狭くなり、地理や方言が分からずに、悩む場合もあります。田舎になじむためには外出が大切ですので、仕事と自宅の往復だけの人はおすすめしません。

山に囲まれた場所や、一人暮らしは厳しいですが、同居する家族や親族がいると、車なしの生活も可能です。

田舎で車なしの生活はきついの?

行動に制限はかかるため、好きな場所に遊びにいけない、仕事を自由にえらべないといった部分で、きついなと感じます。

「外で働きたい!」と思ったときに、最寄り駅やバスの停留所がない職場もあります。

「どうやって通うんですか?」となるわけです。
毎日、タクシー通勤というわけにもいきませんからね……。

田舎であってもネットスーパーや通販を活用できますが、やはり「お店に行って好きなものをえらびたい!」ときもありますよね。

車の良さもあるしね!

自由に行動できないときに「きついな~」と感じるよ

半径3キロ以内であれば自転車で移動できますが、雨や雪の日は厳しいでしょう。

意外かもしれませんが、夏の猛暑もきついと思うようになりました。

田舎の車なし生活は天候にも左右されます。

たとえば「自転車で通える範囲内の美容院に行きたい」ときもありますよね。

車がなければ、天気が気になり予約を入れづらいというデメリットも。

事情を知っている友人やパートナー、家族に送り迎えを頼むことはできます。

相手の時間を奪ってしまうので、申し訳ないと思うこともありますが…

車の良さを知っている人は、不自由さに息がつまるかもしれません。

田舎での移動手段は決まっている

移動手段は公共交通機関だけですので、通える範囲も決まってきます。

バス

田舎は田んぼの真ん中にお店があったり、バスの停留所もない場所にお店があったりと車がなければ厳しい部分もあります。

バスに至っては、1日の運行本数が少ないため時刻表は必須です。

最終は、なんと18時台。都会と違い、バスも乗り遅れると数時間待ちは当たり前。通勤時間帯は、とにかく時間を気にするようになりました。

電車

自転車で10分程度の距離に最寄り駅はありますが、中心市街地に行くまでに約1時間かかり、電車の運行本数は1時間に1本です。

職場が中心市街地にある場合は、通勤できついなと感じるかもしれません。

冬は手動で開閉

冬になると、車内に寒気が入り込むのを防ぐため、ドアを手動でスライドさせて開閉します。
この手動式のドア。なかなか重いので、開閉が重労働です。

近年では、ボタンで開閉する電車も増えましたが、冬の田舎はドアが自動で開かないので気をつけてくださいね。

タクシー

移動手段がないときはタクシーを利用します。田舎では「ハイヤー」とも呼びますよ!

タクシーは駅か営業所に待機していますが、都会と違い流し営業はないため、利用時に電話をかける必要があります。

行き先が決まって電話するときも……。

にゃん!猫タクシーです!ご用件をどうぞ!

明日野と申しますが…□□町1丁目△△番地まで小型1台お願いします

自宅に帰るときも……。

にゃん!猫タクシーです!ご用件をどうそ!

明日野と申しますが…△△クリニックまで小型1台お願いします!

といった感じにお願いするわけです。

田舎で車なしで生活するためには

田舎で車なしで生活するためには、家族や友人、パートナーといった協力が必要です。

天気が良い日は、自転車での移動も可能ですが、いつも晴れているわけではないので公共交通機関が近くにあることも大切でしょう。

日用品の買い物は、ネットスーパーを活用できますし、仕事も環境が整ってさえいれば、在宅でも可能です。

好きな所に自由にいけない、天候に左右されるといった点で、多少の不便さはあります。出かけたいときほど天気予報も気になるでしょう。

ですがバス、タクシー、電車をうまく乗り継いでいくと遠い場所への移動もできます。

田んぼの真ん中に行きたいお店がある場合のみ、周囲に協力してもらうようにしてくださいね。

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