防災グッズは必要ない? 防災意識を高めるための最低限の備蓄とは?

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災害は、地震だけではなく台風や洪水などもありますよね。

それぞれの災害によって「備え」は異なると思いますが、基本的な「防災グッズ」は同じようです。

2023年1月1日に発生した能登半島地震地震をきっかけに「防災グッズ」を見直そうと決意。

ただ、家族構成や性別によって、必要な防災グッズの内容が異なるという印象を受けました。

中には「防災グッズは必要ないのでは?」と思っている人も。

今回は地震に備えて用意するべき「防災グッズ」や「必要がないと感じる場面」とは何かをまとめてみました。

目次

防災グッズは住宅が安全かで備蓄品の違いがある

調べてみると防災グッズは、家が安全か、崩壊する可能性があるかによって、備えるべき備蓄品が異なる様子。

備蓄品の違い
  • 緊急時の場合
  • 自宅で避難生活する場合
  • 避難所で生活する場合
  • 避難所生活が長期化する場合

例えば家が無事ならば、寝具、食料、衣服や下着、食器などは使用できるので、電気、水道、ガスが止まることへの対策を行えば、ほとんどの準備が完了します。

逆に家が倒壊する危険性がある場合は、避難所での生活も視野に入れ、寝具、食料、衣類、食器や箸など幅広い備蓄品が必要です。

緊急時の場合の防災グッズ

大津波警報や津波警報が発令されて、緊急で避難する場合の防災グッズです。

防災グッズ一覧

  • 防災用ヘルメットまたは頭巾
  • 防塵用マスク
  • 軍手
  • 懐中電灯
  • サンダルまたは厚底の運動靴
  • サバイバル用ブランケット(寒さ対策のため寝室で着用可能なシート)
  • 500mlの水のボトル
  • 保護用ゴーグル
  • 携帯用ラジオ
  • 収納が可能なナップサック、または背負うことができる布袋

大きな揺れが収まった後は、落ち着いて周囲の状況を確認し、避難が必要かどうかを判断してから行動しましょう。
強い地震(震度4以上)や長く緩やかな揺れを感じた際は、津波警報や避難指示が出る前に即座に避難するべきです。
津波警報が発令された場合は、避難指示を待たずにすぐに避難してください。

自宅に倒壊や火災などの被害がある場合は避難が必要ですが、被害がなければ避難する必要はありません。

自宅で避難生活する場合

自宅が耐震・耐火構造で、電気・ガス・水道の供給が停止した際に必要な備蓄品の一覧表です。

防災グッズ一覧

  • トイレ用品(洋式トイレに適合するビニール製、固化剤や吸収剤付き)
  • 非常用食料(調理不要で食べられる種類、家族全員分の最低3日分)
  • 飲料用水(できれば1週間分。1人当たり1日3L)
  • 食品(米、そば、うどん、インスタント食品、うどん粉、野菜など、最低3日分)
  • 携帯用ラジオ
  • 携帯ガスコンロ
  • 予備のガスカートリッジ
  • 懐中電灯
  • ロウソク
  • ランタンやその他の照明器具
  • 現金
  • 掃除用具(ホウキとちりとり)
  • 手動発電機付きの携帯電話や電話機用バッテリー充電器
  • 消火器
  • 個人の常備薬
  • 粉ミルク
  • ペットフード
  • 生理用品
  • 小型発電機とガソリンの缶

避難所で生活する場合

自宅が倒壊するか火災に巻き込まれる恐れがあり、避難生活を余儀なくされる可能性がある場合の防災グッズです。

防災グッズ一覧

  • 飲料水(家族分の1〜3日量)
  • 紙製コップ
  • 調理用鍋
  • 湯を沸かすための道具
  • トイレ用品(組立式トイレ、処理用ビニール袋、固化剤、吸収剤など)
  • 非常食セット
  • 皿類
  • ガラスやプラスチック製のコップ
  • 箸、フォーク、スプーン
  • 缶切り
  • 爪楊枝
  • 食品包装用ラップ
  • アルミホイル
  • 携帯用ガスコンロと予備カートリッジ
  • 余分な調理鍋
  • ブルーシート
  • 歯ブラシと歯磨き粉
  • 髭剃り用品
  • タオル
  • ティッシュペーパー
  • ドライシャンプー
  • 衣類(下着、肌着、上着など)
  • 毛布、枕、寝袋
  • 様々なサイズのビニール袋
  • ビニールシート
  • サバイバルナイフ
  • ライターやマッチ
  • 作業用手袋
  • 傘や雨具
  • 洗剤
  • 物干しロープ
  • アイマスクと耳栓
  • 時計
  • 眼鏡
  • 印鑑と通帳
  • 救急用品と薬品
  • 健康保険証
  • 懐中電灯
  • ランタン
  • ローソク
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池
  • 鍵付き貴重品入れと盗難防止用ワイヤー鍵
  • 筆記用具とメモ帳
  • ガムテープ
  • 現金
  • 常備薬
  • 化粧品
  • 紙おむつ
  • 粉ミルク
  • 生理用品
  • 使い捨てカイロ
  • 携帯電話
  • 充電用の小型手動発電機

避難所生活が長期化する場合

避難所での生活がしばらくの間必要になりそうな場合は、家族向けキャンプ用品セット(雨や風、寒さ、視線から保護するための寝場所と寝具、トイレ用品、炊事用具など)

参考:防災用品チェックリスト – 静岡県防災用品普及促進協議会

さらに「これが正解」というよりも、家の状況、性別、家族構成やペットの有無によっても防災グッズの内容も異なる印象がありました。

ただすべてを用意するのは、それなりの費用がかかりますよね。

ならばと緊急で避難するための「防災グッズ」と、後から避難所や自宅避難できる用の「備蓄品」を用意しようと考えました。

政府が発表している防災グッズのリスト

政府も災害時に備えて「防災グッズ」のリストを発表しています。

基本の防災グッズ

引用:災害の「備え」チェックリスト

さらに、子供がいる家庭、女性の備え、高齢者がいる家庭の備えについても掲載されていました。

子供がいる家庭の備え

引用:災害の「備え」チェックリスト

防災グッズは、最低でも1週間分を備えることが推奨されています。赤ちゃん用品は量が多くなる傾向があるため、専用の防災バッグを準備すると便利です。

女性の備え

引用:災害の「備え」チェックリスト

生理用品は1周期分が推奨されています。

例えば生理が7日間で、1日に5~6枚のナプキンを使用する場合は合計で35~42枚必要です。

女性は、防犯上の理由からホイッスルを持っておくことを推奨しています。

高齢者がいる家庭の備え

引用:災害の「備え」チェックリスト

防災グッズは最低でも1週間分が推奨されています。

物を持ち運ぶのが難しい場合は、重要度の高いものから順に携行品を選んで収納するのがおすすめです。

高齢者は転倒リスクが高いため、決して一人で避難はさせず、一緒に行動してください。

介助する際は一人よりも二人の方が安全ですので、近隣の方々の協力を得ることも大切でしょう。

高齢者は地震以外でも、「警戒レベル3」で避難が求められます。

備蓄品として

引用:災害の「備え」チェックリスト

災害が起きた直後は、人命救助が最優先となるため、救援物資の到着には通常3日程度かかるとされています。

この期間を自力で生き抜くために、「最低でも3日分の」備蓄が必要とされています。

女性の場合は、通常の避難グッズに加えて生理用品があるからね!

防災グッズは必要ないといった意見も

防災グッズは「備えあれば患いなし」ですが、中には「必要ないのでは?」といった方もいます。

防災グッズを用意しても無駄と感じる瞬間とは
  • 外出していたら意味がない
  • 自宅が倒壊したら意味がない
  • グッズが災害に対応していないとき

外出していたら意味がない

地震があった日は、指定された避難所に避難している方が写っていました。テレビを見ていたのですが、誰一人「防災グッズ」を持参していなかった点。

皆さん、手ぶらなんですよね。ハンドバッグのみとか。

リュックを担いでいる人なんかいなかったな。

そして「防災グッズ」を用意しながら思いました。

防災グッズは自宅に常備しておくものなので、外出中に地震が発生したら意味がありません。

遠出をしている場合は、携帯できる防災グッズが必須なのかもしれませんね。

自宅が倒壊したら意味がない

1981年に改訂された「新耐震基準」により、震度6強~震度7でも建物が倒壊しないような構造が義務付けられています。

わが家は築20年。「新耐震基準」は満たしているようですが、さすがに震度6強~震度7クラスの地震がきたら、「崩壊するのでは?」と不安になることも。

それに自宅が倒れてしまえば「防災グッズ」どころではありません。おそらく逃げ出すので精一杯なはずです。

私が住んでいる地域は、日本海側です。

日本海側は地震が発生して津波が到達するまで1~7分とも言われています。

日本海側の津波って到達時間が早いのよ

数分で「防災グッズ」を持っての避難は、厳しいと感じました。

グッズが災害時に対応していない

たとえば、避難所がペットの受け入れを拒否しているのにペット用の防災グッズを持っている場合は使用できませんよね。

避難所によっては、ガスコンロの持ち込みが禁止されていることがあります。

避難するのが困難な高齢者や障害を持つ人、パニック状態の人は、防災グッズが持てないケースもあります。

地震の揺れがおさまったとしても、緊急地震速報のアラームの音や余震で、心臓がバクバクしている方もいるでしょう。

その中で「防災グッズ」を持てるのか不安な方もいるようです。

防災グッズのデメリット

ここからは、防災グッズのデメリットについてまとめてみました。

防災グッズのデメリット
  • 意外に重い
  • 市販の防災グッズは足りない物を補填する必要がある
  • 定期的に見直す必要がある

意外に重い

一般的に「防災グッズ」では、「食料が3日分」と「水は1日3L」の備蓄が推奨されています。ふと思ったのが「重くない?」ということ。

口コミでも同じような意見がありました。

月経の量が多い方は、生理用品だけでリュックがいっぱいになることも。

私もナプキンだけでリュックがうまってしまったよ

やはり女性の荷物は「重たくなる」傾向になるのかもしれませんね。

非常用防災リュックの中身について 20代女性です 色々なサイトを見て自分が必要だと思うものをできる限り用意しましたがそこそこ大きなリュックにいれてもパンパンになりますし、しかも重くて仕方ありません

(中略)

引用元:Yahoo!知恵袋

非常用持ち出し袋が重い! 宜しくお願いします。 久しぶりに非常用持ち出し袋を持ち上げた所 重くて困ってしまいました。 これでは肝心な時に走る事が出来ません。 全て出してみましたが 水やラジオが重かったです。 最低限必要なものはどんなものですか? 何があれば良いと思いますか? どうかアドバイスを宜しくお願いします。 (女性なので生理用品ありなしもお願いします。)

引用元:Yahoo!知恵袋

「重い」と感じるときは、「持ち出し用」と「備蓄品」が混ざっている可能性もあります。

命を守ることが最優先ですので、「ヘルメット」「懐中電灯」「ホイッスル」「軍手」「マスク」程度にとどめて、荷物は最低限にまとめると良いでしょう。

市販の防災グッズは足りない物を補填する必要がある

市販で「防災グッズ」が販売されていますよね。購入したから「安心」と思っていませんか。

必要最小限の物は入っていますが、モバイルバッテリー、生理用品、常備薬、衣類などは入っていませんよね。

つまり購入した後に「自分には何が足りないのか」をチェックする必要があるということ。

この部分もデメリットといえるかもしれません。

定期的に見直す必要がある

「防災グッズ」は用意したら終了ではありません。

水や食料は賞味期限が切れていないかチェックする必要があって、年単位で見直す必要があります。

懐中電灯の電池切れもあるしね

さらに「防災グッズ」の収納場所で悩んでいる方も。

防災リュックや避難時の必需品は、緊急時にすぐに出られるように玄関近くに置くのが一般的。

避難所に後から持っていく備蓄品も、玄関付近に保管するのがおすすめです。

わが家は耐荷重80キロのボックスに日用品と食料を備蓄することにしました!

購入した備蓄用のボックスはこちら。耐荷重80キロのボックスです。このボックスを食品用と日用品用の2つを購入しました。

イスの代わりにもなるからおすすめです!

わが家では、緊急避難用具を玄関に、「水用ポリタンク」と収納ケースにいれた「備蓄品」は廊下に置くことにしました。

まとめ

「防災グッズ」は、家族構成、性別、年齢によって備蓄するものが異なることが分かりました。

口コミの中には「防災グッズは意味がない」といった声も。

柔軟に対応するためにも、定期的な見直しが必要ですね。

最も基本的なアイテム(水、非常食、懐中電灯、笛、簡易トイレなど)は比較的安価で入手可能です。

はじめから完璧な備蓄を目指すのではなく、無理のない範囲から少しずつ始めてみてください。

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